番組「英雄たちの選択 秀吉と秀長~激突!豊臣チルドレンの関ヶ原~」2 秀長は信長の家臣 大河ドラマ探訪477 「豊臣兄弟!」でも同様の描き方か? 

 NHKの番組「英雄たちの選択 秀吉と秀長~激突!豊臣チルドレンの関ヶ原~」の中で、今までは秀長は秀吉に誘われ、いやいやながら武士になったと言われてきたものの、実際はそうではないと述べられていました。
 「信長公記」には、秀長(木下小一郎)の名が信長本陣の先陣の最初に記されていることから、秀長は信長の直臣の「赤母衣衆」の一員だった可能性が高いと指摘されていました。
 このことについて、平山優氏は「母衣衆」は使番であり、信長の直臣であり、戦場において信長の命令を各部隊に伝えに行く役目を務めていており、当時はエリートだったと説明されていました。
 秀長は天正2年(1574)の長島一向一揆攻めにおいて大きな武功を立て、そういうことから、信長から「長」の一字を拝領し、秀長と名乗ったと番組では述べられていました。
 柴裕之氏は、秀吉が秀長を織田家に仕えさせようとしたのは間違いないが、秀長は秀吉の家臣になったわけではなく、あくまで信長の家臣だったと指摘されていました。
 柴氏は大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証を担当されているので、「豊臣兄弟!」でも秀長は信長の家臣になるという描き方になるのでしょうか。第一回では、秀長が秀吉に誘われて初めて清須へ行った時、秀長が秀吉のいないところで信長に出会うという場面が用意されていましたが、秀長が信長の家臣になるという伏線でしょうか。もっとも、ドラマでは秀長は一度村に戻りますが、それは信長が怖かったというより、変わり身が早く人も切り殺した秀吉のことが怖くなったという描き方でした。秀長と秀吉の関係がこの先どうなってゆくのか楽しみです。
 

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