粟田神社へ初詣3 平安神宮の大鳥居も間近に・粟田口藤四郎吉光の名刀「骨喰藤四郎」が豊国神社で特別公開中

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DSCF0019_4326.JPG 粟田神社は石段を上ったところにあるので、眺望がよく(主として北方向ですが)、平安神宮の大鳥居や京都市京セラ美術館が見えています。北山に雪が降り積もっているのも見えました。曇り空なのが残念でしたが。
 さて、「京の冬の旅」の特別公開で、豊国神社の書院・宝物館も公開されていますが、粟田口藤四郎吉光が作った名刀「骨喰(ほねばみ)藤四郎」も公開されますので、見に行くつもりです。今回の特別公開は大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送に併せて行われるもので、方広寺や大徳寺大光院も特別公開されるので、それらも訪ねる予定です。
 「骨喰」という言葉があるのか、「日本国語大辞典」で調べましたが、「骨折(ほねおり)」「骨を砕く」「骨身を削る」などは載っているものの、「骨喰」という語はありません。造語なのではないでしょうか。名刀の雰囲気がよく出ています。
 東郷隆氏の「戦国名刀伝」には、「骨喰藤四郎」について次のような記載があります。
 「『骨喰』は、足利家伝来の品である。建武3年(1336)、京合戦に敗れて九州に落ちのびた足利尊氏に、地元三守護の一人大友貞宗が贈ったという名刀で、初めは薙刀(なぎなた)の造りであった。人がこれを肌に近付けると、刃先の力が肉に感じられて下の骨まで冷々(ひえびえ)し沁み通る。それほどの斬れ味というのである」と。
 「骨喰」という名前にインパクトがあり、尋常ではない妖刀であることを物語っています。足利将軍家、松永久秀、大友家、豊臣家、徳川将軍家など、次々と所有者が変わり、権力の行方を見守るという、数奇な運命をたどった刀ですから、噂が噂を呼んで、尾ひれが付いたような気がします。

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