自作小説「一緒にテニスでも同好会」34 第5章(その5)
「まずは秋山さんと坂崎君との一騎打ちやね」
香織が言った。
理奈はちょっと本をちらちらと見ただけで、
「マスター、Aの36お願い」
「Aの36と言うと、『悲恋旅』だね」
マスターはにっこりした。
「えっ。秋山さん、いきなり演歌?」
田辺がおもしろそうに言うと、坂崎はひょっとこのように口をすぼめ、
「敵はそう来ましたか。なかなかやりまんな」
「降参した方が早いんじゃないか」
林がひやかしたが、坂崎は動じず、本も見ないで、
「マスター、『ブリリアント・モーニング』は何番やったかな」
「ええと、Tの12です」
「それにするわ」
「今一番はやってる曲じゃないか。ちょっとガキっぽいけどな。女子中学生あ
たりに人気があるな、このABキャッツは」
田辺が言った。
香織が言った。
理奈はちょっと本をちらちらと見ただけで、
「マスター、Aの36お願い」
「Aの36と言うと、『悲恋旅』だね」
マスターはにっこりした。
「えっ。秋山さん、いきなり演歌?」
田辺がおもしろそうに言うと、坂崎はひょっとこのように口をすぼめ、
「敵はそう来ましたか。なかなかやりまんな」
「降参した方が早いんじゃないか」
林がひやかしたが、坂崎は動じず、本も見ないで、
「マスター、『ブリリアント・モーニング』は何番やったかな」
「ええと、Tの12です」
「それにするわ」
「今一番はやってる曲じゃないか。ちょっとガキっぽいけどな。女子中学生あ
たりに人気があるな、このABキャッツは」
田辺が言った。
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