「養老の滝」伝説3 「十訓抄」には主人公の名はなし・ひょうたんを腰につけるという具体的描写 

 「十訓抄」に掲載されている「養老の滝」の話は、主人公が「貧しく賤しき男」とあるだけで名前は記されていません。父親が朝夕、酒をほしがるので、ひょうたんを腰につけて酒を買いに行ったとあります。ひょうたんに酒を入れて持って帰ってくるわけです。説話とあって、描写が非常に具体的です。
 ひょうたんを腰につけるのは当時は一般的ですが、この「十訓抄」の「養老の滝」伝説の描写によって、養老のひょうたんが、有名になったようです。ひょうたん文字が使われたのも、その流れだと思われます。
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 現在、養老駅前に、源丞内像と並んで、ひょうたんのオブジェもあります。養老公園の中にはひょうたんの形をしたモニュメントも建っていました。

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