番組「ミルクボーイの オカンの代わりに学校行ってみました」 閉校となる大阪府立泉鳥取高校

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大阪府立茨田高校と同じく、この3月末で閉校する府立泉鳥取高校の様子がテレビで紹介されていました。「よんチャンTV」の「ミルクボーイの オカンの代わりに学校行ってみました」のコーナーで、ミクルボーイさんが卒業式前日の学校を訪ね、三年生にいろいろ話を聞き、校内の思い出の場所へ行き、写真を撮っていました。卒業式は校外のホールで行われたので、前日は三年生が学校に来られる最後の日でした。三年生は入学する時から学校がなくなることはわかっていたものの、いざ閉校となるのはやはり悲しい、寂しいと語っていました。遊びに来られなくなるということや、泉鳥取高校出身の兄弟もショックを受けているということも話していました。思い出話としては、自動販売機の前に集まり、飲んだ牛乳パックを踏んでつぶしたと話す生徒がいたり、部員が三人しかいないのに対して顧問は五人もいたと語るサッカー部員がいました。またクラスのカップルが照れながら将来は二人暮らしがしたいと語ってもいました。
 校内の思い出の場所へは十か所廻っていましたが、そのうち食堂、保健室、美術室、体育館の場面が放送されていました。いつも食べる席が決まっていた生徒は同じ席に座っていましたし、授業がしんどくなって保健室へ行ったところ先生から優しくされて生徒はそのことに感謝していました。また三年間同じクラスになれなかった友達同士が美術の時間だけは一緒になれたと語ったり、体育館では昼休みにしていたのと同じように最後にバスケットやバレーに興じたりしていました。
 卒業式の様子も少し映し出されていましたし、式後はテレビに向かって母親に対する感謝の言葉を口々に述べていました。こういう映像を見ているこれらもしんみりとした気持ちになりますし、胸も熱くなります。学校の最後を見届けた生徒一人一人の心の中に、格別な思いがあったでしょう。最後の様子がこういう映像となって残るのはいいことです。
 写真は茨田高校の中庭です。茨田高校の生徒たちも同じような思いを抱きながら卒業したことでしょう。

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