「京都市平安京創生館」2 法勝寺の復元模型・そびえたっていた九重塔・岡崎は院政時代の代表的な場所 

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「京都市平安京創生館」には、法勝寺の復元模型も展示されていました。法勝寺は平安時代後期に、今の岡崎の京都市立動物園付近に建っていた寺で、九重塔がそびえていました。この塔のことは、先日のǸHKの番組「歴史探偵」でも取り上げられていました。九重塔も法勝寺の伽藍も1342年に焼失しました。
 岡崎の地には、白河上皇と鳥羽上皇の時代に、法勝寺をはじめとする六つの寺、六勝寺(いずれも「勝」の字が付きます)が相次いで造られました。今の京都市京セラ美術館・京都国立美術館・都メッセ・京都会館・岡崎公園野球場がある場所は、すべてそれらの寺域で、院政時代を代表するところでした。復元模型で、当時の様子をしばらくしのびました。

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