京都探訪397 醍醐寺 秀頼が再建した仁王門・平安時代の五重塔・観音堂と弁天堂の間にある池の周辺の紅葉

18日、夫婦で醍醐寺の紅葉を見に行きました。家から歩いて30分程の距離です。今回は久しぶりに醍醐寺と三宝院を二時間余りかけて拝観しました。
 最初に醍醐寺を訪ねたのは、今から三十年程前で奈良に住んでいた時期でした。地下鉄東西線はまだなく、京都駅からバスで行きましたが、かなり時間がかかりました。宇治に移り住んでからは、近いということもあって、散歩がてらよく行っていますが、お寺の境内に入ったのは数回しかありません。
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 醍醐寺は西大門(仁王門)のところから入りますが、豊臣秀頼が再建した門です。醍醐寺は秀吉が晩年、「醍醐の花見」を催したところであり、豊臣家と関係の深いお寺です。ちなみに、「醍醐の花見」の時には、石田三成は上杉家が越後から会津に転封する作業を円滑に進めるため、会津へ赴いていたため、参加していません。代わりに、三成の兄の正澄が秀吉に近侍しています。
 醍醐寺の本堂にあたる金堂は、秀吉が命じて紀州から移築したものです。
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 五重塔は醍醐天皇の菩提を弔うために建立されたもので、平安時代の951年に完成しました。京都市内には、平安時代の建物はごくわずかしか残っていません。醍醐寺の五重塔と山の上の方にある上醍醐の薬師堂、広隆寺の講堂ぐらいだと中村武生氏が指摘されています。
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 醍醐寺の紅葉はいろいろなところで見られましたが、中でも醍醐寺の一番奥まったところにある、観音堂と弁天堂の間にある池の周辺が一番見応えがありました。池の面に映る紅葉も趣きがありました。人出は多かったものの、それほどの混みようではありませんでした。

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