京都探訪379 「ポンペイ展」3 「ファウヌスの家」からの出土品2 生活用品・宝飾品  都市の人口の4分の1は奴隷だった身分差別社会

DSCF0522.JPGDSCF0523.JPGDSCF0524.JPG 「ポンペイ展」の「ファウヌスの家」からの出土品としては、モザイク画の他、生活用品としては、湯沸かし器、シトゥラ(バケツ)、料理保温器(以上、写真)、水差し、カップが展示されていました。
DSCF0527.JPG 宝飾品としては、ヘビ形ブレスレット、指輪、イヤリングなどが展示されていました。当時の「ファウヌスの家」の豪勢な生活ぶりをしのばせます。
 ヘビは脱皮するため、若返りや生命力、不滅の象徴として重宝がられていたようです。「ポンペイ展」では、他の場所から出土したヘビ形ブレスレットやヘビ形指輪も展示されていました。
 朝日新聞の「ポンペイ展」の紹介記事に、当時の貧富の差は大きく、都市の人口の四分の一ほどは奴隷だったとともいわれることが記されています。もっとも、奴隷から解放された人々も台頭し、社会は流動的で上昇機運があったということが述べられています。展示品の説明文の中でも、奴隷から出世した人がいたことが記されていました。必ずしも身分が固定化された社会ではなかったというわけですが、むろん、格差社会、差別社会には変わりありせんでした。
 そういう厳しい身分制度社会だったということも、「ポンペイ展」を見ていて、如実に感じました。

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