番組「ポンペイ遺跡が日本にやってきた!」の中で紹介された「ファウヌスの家」の構造 京都探訪380 「ポンペイ展」4「竪琴奏者の家」の出土品

 NHKの番組「古代ローマ・ポンペイ遺跡が日本にやってきた!」で、「ポンペイ展」のことが紹介されれていましたが、東京国立博物館での展示をもとにしたもので、一部、京都に来ていないものがあったり、展示の仕方が違っていたりしていました。しかし、番組の内容自体は、ポンペイやローマ帝国の時代状況や生活・文化について、多岐にわたって取材して、「ポンペイ展」に対する理解が深まるようにいろいろ工夫されていました。拙ブログで取り上げた、「ファウヌスの家」についても具体的に説明されていました。ポンペイでも一番大きな邸宅で、玄関の前には「こんにちは」と書かれており、まずアトリウム(中庭)にファウヌスの像が建ち、客を迎えていました。その奥の中央にダブリヌム(家長の間)があり、その左右にはトリクリニウム(ダイニングルーム)があり、左の方の床には「イセエビとタコの戦い」のモザイク画、右の方の床には「虎が乗り酒をあおる有翼の童子」のモザイク画が描かれていました。「ポンペイ展」では、「イセエビとタコの戦い」のモザイク画が展示されていました。
DSCF0529.JPG イセエビもタコも当時、食材だったと番組で説明されていました。さらにその奥にペリステュリウム(中庭)があり、そこを抜けると、エクセドラ(くつろぎの間)があり、その床に、拙ブログでも紹介した「アレクサンドロス大王のモザイク」画がありました。改めてその邸宅の豪華さがうかがえました。 
DSCF0532.JPGDSCF0531.JPG 「ポンペイ展」では、「竪琴奏者の家」と次の「悲劇詩人の家」の出土品のコーナーは、当時の邸宅の雰囲気を伝えるレイアウトがされていました。
DSCF0533.JPGDSCF0530.JPG 「竪琴奏者の家」の出土品であるオスキルム(吊り飾り)やイヌ像、イノシシ像、ヘビ形噴水も邸宅のレイアウトの中に収まっていました。

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