京都探訪378 「ポンペイ展」2 「ファウヌスの家」からの出土品1 モザイク画

「ポンペイ展」の展示品はすべて写真撮影がOKでした。展示品はポンペイなどのさまざまなところから出土したものでしたが、一番数が多かったのは、「ファウヌスの家」から出土した物で、15点余りありました。「ファウヌス」とは牧神のことで、家の庭園に「踊るファウヌス像」が建っていたので、「ファウヌスの家」と呼ばれています。
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 モザイク画の「ナイル川の風景」の一部です。全体としては細長い作品で、カバ、ワニ、コブラ、マングース、トキなどさまざまな動物が描かれています。この時期、ポンペイはローマ帝国の一部でしたが、ローマ帝国はエジプトも征服していました。ローマ帝国のオクタヴィアヌスムが、アクティウムの海戦で、クレオパトラとアントニウスの連合軍を破り、エジプトのプトレマイオス王朝を滅ぼしたのは、紀元前30年のことです。
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 やはり、モザイク画ですが、「葉綱と悲劇の仮面」の一部、及び「イセエビとタコの戦い」です。技術力、芸術性の高さが感じられますが、それだけこの邸宅の所有者が裕福だったことがうかがえます。
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 これも、「ファウヌスの家」のモザイク画ですが、展示品ではなく、途中の休憩の場所の床に復元されていた「アレクサンドロス大王のモザイク」です。大王がペルシャのダレイオス三世を敗走させる場面を描いたもので、左側の右に向かって戦いを挑んでいるのが大王で、右側の長槍を多数突き出しているのがダレイオスたちです。

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