京都探訪375 「斗米庵」で会席のランチ・錦市場の食材をふんだんに使い、工夫を凝らした京料理

DSCF0386.JPG5月9日、夫婦で錦市場の「斗米庵」へ行って、昼食を取りました。3日遅れでしたが私の誕生日祝いということで、プチ贅沢をして、会席のコースを食べました。大型連休中は、どこも一杯だったので、外出は避けていました。「斗米庵」の料理長は、祇園の「さゝ木 」で修業した人で、テレビでも紹介されていたので、行きたいと思っていた店でした。
 DSCF0392.JPGDSCF0396.JPGDSCF0398.JPG 錦市場の食材をふんだんに使使い、工夫を凝らした京料理の味を堪能しました。先付、椀物、向付、八寸、鉢物にごはんと香の物、水菓子が付いていました。それぞれの量は多くはありませんでしたが、いずれもコンパクトにまとまっており、味のバランス、盛り付け、彩り、器などそれぞれよく考えられた繊細な料理でした。和食にもかかわらず、ルッコラ、クレソンなどの食材も使われていましたし、ごま豆腐にもジュレがかかっており、ごま豆腐を食べた後、ジュレをスプーンですくって飲むようになっていました。椀物はだしの味が抜群で、すまし汁の雑煮の味を彷彿とさせました。向付は、お造りでしたが、マグロとイタヤ貝で、二切れあるマグロのうち一切れは昆布じめでした。鍋物はロース肉、赤こんにゃく、椎茸などが入っており、味はしつこくなく、上品なうまみが出ていました。水菓子は錦市場の「田中鶏卵」の玉子が使われたプリンでした。
DSCF0388.JPG「斗米庵」はすべてテーブル席でしたが、厨房が見えるようになっていました。祇園の「さゝ木 」がカウンター席なので、これもこだわりでしょうか。接客は丁寧で行き届いており、店を出る時は外まで見送ってもらいました。それは「中村楼」でも同じでしたが。
 人気の店なので、今までもネットで予約状況を見ていたのですが、数日先の空きしかありませんでした。今回は前日にネットを見たところ、たまたま空いていたので、予約したのですが、後で店から直接電話があり、1時の予約では店が昼は2時半に閉まるので、会席のコースでは慌ただしく、12時半に来店してほしいという内容で、快諾しました。昼時は混むと予想し、敢えて時間を遅らせて予約していたので。実際は、店はその日は空いており(連休中は満席だったということですが)、ゆっくり食事したものの、滞在時間は1時間半ぐらいでした。
 京料理は伝統を重んじる一方で、外国の料理のいい点や食材も取り入れ、より厚みを増し、さらに進化していっているような印象を持ちます。

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