関ヶ原の残党、石田世一（久富利行）の文学館

　光成準治氏の「最初から家康は石田三成と仲が悪かったのか？」(「家康伝説の謎」所載)の冒頭、関ヶ原の戦いについての池上裕子氏の次のような見解が紹介されています。 　すなわち、「関ヶ原の戦いは、徳川家康が『徳川政権の樹立をめざして邪魔者を挑発し、公儀の名においてそれらを一挙に潰すための戦争』であり、『豊臣政権から徳川政権への移行を決定づ…