京都市立芸術大学「赤松玉女退任記念展」2 「女性の肖像」ファッション誌の広告写真の女性たち 京都市立芸術大学で開かれていた「赤松玉女退任記念展」ですが、プロジェクトルームで「女性の肖像」と題する作品を見ました。2000年以降に制作されたもので、作品のテーマは「物語を読む」から「表情を読む」に移ったと、説明パネルに書かれていました。その説明パネルによると、モチーフとなったのは、ファッション誌の広告写真の女性たちであり、彼女ら… コメント:0 2025年03月31日 #京都市立芸術大学 #赤松玉女氏 続きを読むread more
大松達知氏の「個人史の歌物語」2 医師の歌・遺体解剖の実感・「白い巨塔」を象徴する「鎧」のような「白衣」・骨髄移植… 京都新聞の「短歌はいま」のコーナーに歌人の大松達知氏の「個人史の歌物語」には、医師である林祐一氏の次のような歌も取り上げられています。 しろがねのメスを当てれば遺体にはひんやりとした抵抗がある 白衣からひそかに袖が出ることを私の本音と思ってください どこまでも白い巨塔を歩くゆえ鎧のごとく白衣を愛す 私は高校三年の… コメント:0 2025年03月30日 #短歌 #医師の歌 #白衣 続きを読むread more
大松達知氏の「個人史の歌物語」1 「産む性と見なされ」原発事故の取材を外された記者の歌 京都新聞の「短歌はいま」のコーナーに歌人の大松達知氏の「個人史の歌物語」という文章が載っていましたが、その中に森沢真理氏の次のような歌に目が止まりました。 産む性と見なされ原発二十キロ圏内取材を外されており 女ゆえ最年少ゆえ庇われてふらふらと飛ぶ風船の赤 作者は新潟新報社の記者や論説編集委員を務めてきた女性だそうで… コメント:0 2025年03月29日 #短歌 続きを読むread more