大河ドラマ探訪518「光る君へ」22 古典文学探訪173 「大鏡」の「道長と女院詮子」の話1 ドラマはこの話をベー…

 「光る君へ」第18回では、関白になった道隆が急死し、道長を支持する詮子が一条天皇を説得して、道長に内覧の宣旨が下る過程が描かれていましたが、「大鏡」の「道長と女院詮子」の話といろいろなところでは違いはあるものの、ドラマはそれをベースにして作られていることがわかります。「大鏡」のこの話は、大阪府立大手前高校の教員時代に古典の教材として扱…
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石田三成の実像 3669 阿部哲人氏「合戦に至る東北西軍大名の動向ー上杉景勝を中心に」10 領国整備と神指城建設

 阿部哲人氏の「合戦に至る東北西軍大名の動向ー上杉景勝を中心に」(太田浩司氏編『石田三成』所載)の中で、秀吉没後に景勝が上洛した後も、翌年8月に景勝が会津に帰国した後も、領国整備が続けられ、「兼続が実務レベルの統括者であったこと」が記されています。  景勝が上洛中の慶長4年2月2日付で、会津からの飛脚を受けた景勝から会津の三奉行への返…
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